1927年から始まったスピードを競うカーレース。
たくさんの方々に支持され愛されたカーレースでしたが、それから30年後の1957年に悲劇が起こってしまいます。 不幸なことにレース中に9人の死者が出る惨事が起きてしまいました。 事故原因となった車はメンテナンスに問題があり、走行中に突然タイヤがパンクしてしまったことに起因し、また当時は道路と歩道の距離が非常に近かったため、このような惨事につながってしまったそうです。 この事故以来、大会は無期限停止に状態に。。。 しかし20年の時を経て、1977年に根強い人気があっただけに、議論を重ね大会が復活。 ただし少しレースの定義が変わりました。 カーレースという形だけを残し、実際はクレシックカーの愛好家たちの、楽しみを優先したカーラーリーイベントの趣向を強くして、再スタートしました。 カーレースもそうですが、大会期間中に行われるイベントや、沿道で応援されるイタリアの方々の愛が感じられるものになっています。
ちなみに、過去に出場したことがあります!
友人に誘われ参加した2022年の大会では6月15-18の4日間で行われました。
出走前日には、参加する車がミッレミリアの定める規定を満たしているかの厳格な検査があり、検査が通らずレースに参加できないことも普通にあります。 非常に厳格に検査が行われます。今回は無事検査をクリアーして出走できました。
6/15 13:30スタート BresciaからMilano Marittimaまでで、22:15のゴールを目指します。 6/16 06:00スタート Milano MarittimaからRomaまでで21:15のゴールを目指します。 6/17 06:15スタート RomaからParmaまでで20:45のゴールを目指します。 6/18 06:30スタート Parmaから出発したBresciaに戻る形で、16:30のゴールを目指します。
※クラッシックカーなので、基本車中に冷房がない中、真夏を走るので、水を大量に積み込み熱中症に気をつけて走ります。
公道を走るので、安全面も含めて警察のバイクが途中先導してくれたり、他の一般車を止めてくれたりと警察とミッレミリア主催者の連携がすごかったです。
語弊がありますが、公道を警察のお墨付きで爆走できる唯一無二の体験ができます。
ただし、毎日の運転時間が長くかなり過酷。。。 あまりの暑さと長時間車内にいることにより、履いていたスニーカーのゴムの一部が車内の熱により溶けてました(笑)。
ちなみに、数億円のクレシックカーが数多く走っていて、大会に参加するだけで実に爽快な景色です!
最後に余談になりますが、イタリアは親日家が多いとレースを通じて感じました。 レースに参加している日本人はそこまで多くなく、レース中にある各チェックポイントで、たびたびインタビューを受けましたが、非常に盛り上がりました。
沿道からは、私たちを見たイタリア人の子供たちが、[ありがと〜]と日本語で叫んでくれたりもしてました。
世界一と呼ばれるカーレースの意味が大会を通じて感じとれる貴重な体験となりました。
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