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50代の移住先はニュージーランドが人気?おすすめの都市4選を紹介



50代を迎え、これからの人生をより充実させるために海外移住を検討する人が増えています。中でもニュージーランドは、穏やかな気候、美しい自然、充実した医療制度などが揃っているためリタイア後のセカンドライフに適した環境として注目されています。


ニュージーランド移住を検討している方は「日本と比べて生活費はどうなのか?」「どの都市が移住に適しているのか?」と気になる点は多いでしょう。特に、ビザの取得条件や生活費、移住後のライフスタイルを考えながら、あなたに合った環境を選ぶことは快適なセカンドライフへのカギとなります。


この記事では50代でニュージーランドに移住するメリットや移住に必要なビザの種類を解説し、移住先としておすすめの都市を紹介します。あなたの理想のセカンドライフを実現するために、ニュージーランドがどのような魅力を持つのかを詳しく見ていきましょう。





50代でニュージーランドに移住する理由


50代での海外移住は、単に環境を変えるだけではなく人生の新たな転機となる大きな決断です。ニュージーランドは、世界的に見ても住みやすい国として知られており、特にこの年代の移住者にとって多くの魅力があります。


ここではニュージーランドが50代の移住先として選ばれる理由について、具体的に解説していきます。



自然豊かな環境と気候


ニュージーランドは、四季がありながらも比較的温暖な気候で自然に囲まれた環境が魅力です。ニュージーランドは北と南の2つの島に分かれており、特に北島は温暖な気候が特徴で、冬でも比較的暖かく雪が降ることはほとんどありません。南島では四季の変化がはっきりしており、美しい紅葉や雪景色を楽しめる地域もあります。


また、ニュージーランドの自然は圧倒的な美しさを誇り、広大な森林、湖、海岸線が広がっています。都市部でも自然との距離が近く、散歩やハイキングを日常的に楽しめる環境が整っています。都市の喧騒を離れ自然に囲まれた穏やかな生活を送りたい人にとって、理想的な移住先と言えるでしょう。



豊富なアクティビティ


ニュージーランドはアウトドアアクティビティが充実している国として知られています。ハイキングやフィッシング、ゴルフ、カヤックなど、自然を活かしたアクティビティが豊富で、50代以上の移住者にとっても楽しめるものが多いです。


また、地域ごとに異なる楽しみ方ができるのも魅力です。オークランドではヨットやウォータースポーツ、クイーンズタウンではスキーやトレッキングが人気です。自然の中でアクティブに過ごすことができるため、リタイア後の生活を充実させたい方に最適な環境といえます。



治安の良さ


ニュージーランドは世界的にも治安の良い国として知られています。特に地方都市では犯罪率が低く、安心して暮らせる環境が整っています。移住者にとっては夜間の外出や一人暮らしの安全面も重要な要素ですが、ニュージーランドでは比較的安心して生活することができます。


ただし、都市部ではスリや空き巣などの軽犯罪が発生することもあるため、最低限の防犯対策は必要です。それでも、日本と同じように平和な暮らしができる環境が整っている点は移住者にとって大きな安心材料となるでしょう。



高い生活水準


ニュージーランドは先進国の中でも生活の質が高い国として評価されています。特に、労働環境の良さやワークライフバランスの重視が特徴で、ストレスの少ない暮らしを実現しやすい環境です。


また、食品の安全性や住宅の質も高く健康的な生活を送ることができます。地元のオーガニック食材が手に入りやすく、健康志向の人にも嬉しい環境が整っています。さらに、移住者向けのサポートサービスも充実しており、移住後の生活も安心してスタートできます。



充実した医療と福祉制度


ニュージーランドの医療制度は、公的医療と民間医療の両方が組み合わさった仕組みになっています。さらに、永住権を取得すれば公的医療サービスを受けることができ、無料または低コストで医療サービスを受けることができます。


また、シニア向けの福祉制度も充実しており、一定の条件を満たせば年金や介護支援を受けることも可能です。健康で快適な老後を過ごしたい人にとって医療と福祉の面でも安心できる環境です。



ニュージーランドに移住できるビザの種類と条件


ニュージーランドへ移住するためには目的や条件に合ったビザを取得する必要があります。50代以上の方が移住を考える場合、リタイアメント向けのビザや投資を伴うビザ、スキルを活かして働くためのビザなど、いくつかの選択肢があります。


ここでは、ニュージーランド移住を実現するための主要なビザについて、それぞれの特徴や取得条件を詳しく解説します。



リタイアメント観光ビザ


リタイアメント観光ビザは一定の資産を持つ高齢者向けのビザです。ニュージーランドで最大4年間の滞在が可能ですが永住権の取得には直接つながりません。そのため、老後を海外で数年過ごしたい方に適していますが、滞在期間終了後の計画も考えておく必要があります。

【対象】

  • 66歳以上の退職者

【条件】

  • 最低 75万ニュージーランドドル(約6,500万円)の投資をすること

  • 50万ニュージーランドドル(約4,300万円)以上の生活資金を保有

  • 医療保険への加入が必要


アクティブ投資家プラスビザ


このビザは資産を活用してニュージーランドに移住したい方に向いています。投資額は高額ですが、3年以上居住することで永住権取得の道が開かれているため安定した移住計画を立てることができます。また、家族と一緒に申請できるのも大きなメリットです。

【対象】

  • 投資家

  • 永住権取得を目指す人

  • 家族と一緒に移住を希望する人

【条件】

  • 最低1,500万ニュージーランドドル(約13億円)の投資が必要

  • 4年間の投資維持義務がある

  • 投資先は政府が定める対象(企業投資、不動産、環境プロジェクトなど)


スキルワークビザ


スキルワークビザはニュージーランドの労働市場で求められる職種に就くことで取得できるビザです。特に医療、IT、建設業などの分野では人材不足が続いており、経験や資格があれば比較的スムーズにビザを取得できる可能性があります。また、ニュージーランド国内で就労経験を積むことで永住権申請が可能になります。

【対象】

  • 専門的なスキルや資格を持つ人

  • 将来的に永住権取得を目指す人

【条件】

  • スキルショートリスト(不足職業リスト)に該当する職種での就職が必要

  • 雇用主からの正式なジョブオファー(雇用契約)が必要


スキルショートリスト(不足職業リスト)とは、ニュージーランド政府が発表する人材不足が深刻な職種のリストです。このリストに該当する職種での就職が決まれば、スキルワークビザの取得が比較的スムーズになる可能性があります。


スキルショートリストの主な職種例(2024年時点)

医療・福祉系

IT・テクノロジー系

建設・インフラ系

教育系

農業・食品関連

● 医師(一般医、専門医)

● 看護師(特に緊急医療・老年看護)

● 介護福祉士

● 理学療法士・作業療法士

● ソフトウェアエンジニア

● データアナリスト

● サイバーセキュリティ専門家

● ネットワークエンジニア

● 建築技師・設計士

● 土木技師

● 電気技師

● 配管工・溶接工

● 小学校・中学校・高校の教師(特に数学・科学・工学)

● 特別支援教育の専門家

● 農業技術者

● 食品技術者

● 畜産管理者



日本とニュージーランドの生活費を徹底比較!


ニュージーランドへの移住を検討する際、生活費がどのくらいかかるのかは重要なポイントです。特に50代での移住となると収入源や貯蓄を考慮しながら計画を立てる必要があります。日本とニュージーランドでは物価や税制度が異なるため現地の生活費を理解しておくことが重要です。


ここでは、住居費、食費、交通費、医療費などの主要な生活費について日本との比較をしながら詳しく解説します。


項目

ニュージーランド

日本(東京)

住居費(1LDK)

23~32万円

10~15万円

住居費(3LDK)

32~50万円

20~30万円

食費(1人)

5.5~9万円

3~5万円

バス・電車(片道)

約270~550円

約150~300円

ガソリン(1L)

約270円

約180円

医療費(一般診察)

約2,700~6,300円

約1,000~3,000円

光熱費

約13,500~27,000円

約10,000~15,000円


住宅費に関してはニュージーランドでは住宅価格が年々上昇しており、特にオークランドやウェリントンなどの都市部では賃貸価格も高騰しています。一方で、地方都市に移住すれば住居費を抑えることが可能です。


またニュージーランドでは、公的医療制度が整っているものの永住権を持っていない場合は民間保険に加入する必要があります。ニュージーランドの生活費は日本と比較して特に住居費や食費、交通費が高めですが、移住生活のメリットを考えると移住の価値は十分にあるでしょう。



50代でニュージーランド移住するならオススメの都市


ニュージーランドは美しい自然環境など魅力がたくさん詰まった国ですが、都市によって特徴や生活環境が大きく異なります。移住を成功させるためには、あなたのライフスタイルや移住の目的に合った都市を選ぶことが重要です。


ここでは、50代の移住者にとって暮らしやすい魅力的な4つの都市を紹介します。それぞれの都市の特徴を理解し、あなたに合った移住先を見つけましょう。



オークランド


オークランドは、ニュージーランド最大の都市であり、経済・文化の中心地です。ショッピングモールやレストラン、病院などの生活インフラが整っており、海外移住が初めての人でも暮らしやすい環境が整っています。また、多国籍な文化が共存しており、日本食レストランやアジア系スーパーも多く、日本人にとっても馴染みやすい都市です。

【メリット】


  • 都市型の生活が可能(交通・医療・商業施設が充実)

  • 日本人コミュニティが多く、移住後のサポートを受けやすい

  • 国際的な都市で、多文化共生の環境が整っている


【注意点】


  • 物価と家賃が高い(特に市内中心部は割高)

  • 交通渋滞が多く、通勤時間が長くなることがある


クライストチャーチ


クライストチャーチは、「ガーデンシティ」とも呼ばれる美しい街並みが広がる都市です。自然と都市のバランスが取れており、落ち着いた環境の中で生活したい人におすすめです。オークランドと比べ比較的住宅価格を抑えることができます。また、緑豊かな公園や庭園が多く、散策やアウトドアが好きな人にもおすすめのエリアです。

【メリット】


  • 住宅価格がオークランドより安く、コストを抑えやすい

  • 四季がはっきりしており、自然の変化を楽しめる


【注意点】


  • 冬の寒さが厳しいことがある

  • 過去に大きな地震が発生しており、耐震住宅を選ぶ必要がある


タウランガ


タウランガは、ニュージーランド北島のベイ・オブ・プレンティ地方に位置する海沿いの都市です。温暖な気候と美しいビーチが特徴で、リゾートライフを満喫できる環境が整っています。近年、移住者が増え都市としての成長が進んでおり、オークランドよりも比較的手頃な住居費で快適な生活を送ることができます。

【メリット】


  • 温暖な気候で、1年を通して過ごしやすい

  • ビーチが近く、のんびりとしたリゾートライフが楽しめる

  • 住宅価格がオークランドより安く、移住コストを抑えやすい


【注意点】


  • 大きな医療施設が少なく、専門的な治療を受けるには他都市へ移動が必要

  • 公共交通機関が発達しておらず、移動には車が必須


クイーンズタウン


クイーンズタウンは、世界的に有名な観光都市であり壮大な山々や湖に囲まれた美しい環境が広がっています。特にアウトドアアクティビティが充実しており、スキーやハイキング、釣りなどを楽しみながら生活することができます。また、高級住宅エリアとしても人気があり、不動産投資先としても注目されています。

【メリット】


  • 四季折々の自然を楽しめる観光都市

  • アウトドアアクティビティが充実し、アクティブなライフスタイルが可能

  • 不動産価値が上昇傾向にあり、投資先としても魅力的


【注意点】


  • 住宅価格や生活費が高く、移住コストがかかる

  • 冬の寒さが厳しく、寒冷地での生活に慣れる必要がある。


まとめ


ニュージーランドは50代からの移住先として魅力的な国の一つです。自然豊かな環境、治安の良さ、高い生活水準、充実した医療制度など、快適なセカンドライフを送るための条件が整っています。


ニュージーランド移住は、計画的に進めることで充実したセカンドライフを実現できる可能性が広がります。しかし、ビザの取得条件や生活費、住居選びなど、事前に準備すべきことは多くあります。スムーズな移住を成功させるためには専門家のアドバイスを活用することが重要です。


より詳しい情報を知りたい方や具体的な移住計画を立てたい方は株式会社La Quartaにお問い合わせください。移住の準備からビザ取得、現地での生活までサポートし、理想のセカンドライフ実現をお手伝いします。新しい人生の一歩を踏み出し、充実した未来を築いていきましょう。



 
 

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